1級コース卒業生 森泉 和
(04・05オフィシャル参加)
現:東京日産自動車販売(株)勤務
オフィシャルでは、車検の時に「下回り」、レース中は「タイヤマーキング」を担当させてもらいました。
車検の「下回り」の仕事は昨年参加した時のことを思い出しながら無事に行うことができました。「タイヤマーキング」の仕事は初めての経験でしたのでとても新鮮でした。
仕事内容は、競技車輛がサービスパークを出て行く前にタイヤにマークを付け、ステージから帰ってきた時に、タイヤのマーク・本数をチェックするというもので、作業自体は複雑ではなかったのですが、実際にレースが始まると予想以上に慌ただしくて大変でした。
今回「タイヤマーキング」を担当して良かったと思ったことは、「レース前後の競技車輛を間近に見られたこと」です。
山の中に用意されたステージから戻ってきたばかりの車輛はいろいろなところが壊れていて、ラリーの激しさを物語っていました。その傷ついた車輛が定められた短時間の整備作業を受けた後、再び次のステージに出ていく様子から、メカニック達の整備技術の高さも感じることができました。
WRCのオフィシャル経験では、普通ではできない経験をたくさんすることができました。その経験が今仕事をしている中で生かされていることは間違いありません!

1級コース教職員 篠崎 隆行
(04・05・06・08オフィシャル参加)
2010年度 1級コース4学年担任
学生の引率で数回オフィシャルに参加させていただいています。前回参加時は車検の時に「重量」を担当しました。
参戦するすべての車輛の重量測定と、ライトの点灯状態の確認などを行いました。ここでは前年とルールが異なっていることを把握していないチームがたくさんいたため、説明に苦労したことが印象に残っています。
特に日本語が話せない外国チームの担当者に説明しなければならない時もあり、大変でしたがやりがいのある仕事でした。
レースが始まると「セーフティー」の担当になりました。サービスパーク内をレース車輛だけでも100台以上、チーム関係車輛や搬入業者車輛まであわせると相当な数の車が出入りします。
パーク内では人よりもレース車輛が優先となりますので、レース車輛がパークに帰ってきてから再スタートするまでの間、導線を確保すると同時に観客が安全に観戦できるように交通整理を行います。この仕事は夜明け前から始まりサービスパークが閉まるまで行われます。
拘束時間の長さ・朝夕と昼間の気温の差・長時間立ち続けることによる足腰の疲労など精神的にも肉体的にも大変ハードな仕事でした。しかし、事故なく無事にレースが終了した時には辛かったぶん大きな達成感を得ることができました。
今後も学生達とともにオフィシャルに参加していきますが、学生達には厳しさの中から大切なことを学んで欲しいと思います。