自動車産業界がどのような業界かご存知ですか?
■ 日本を支える自動車産業界
■ 自動車産業界は「産業の山脈」
 自動車産業の発展は、他の多くの産業の発展にもつながります。「なぜ?」かというと、自動車1台を作るために必要な部品の数を細かく分けると、なんと20,000~30,000個!鉄鋼・ガラス・ゴム・プラスチック・電気・化学・紙etc・・・、自動車を作るためには、様々な種類の材料と、関係するあらゆる分野の技術が必要なのです!
 自動車産業は、関係する全ての業界が集まって形成されているいわば「産業の山脈」。日本の経済をしっかり支え、国民の暮らしに豊かさをもたらしています。

●自動車製造に使用される主要な材料および部品等
■ 自動車産業界のしくみ
 日本で働いている人の12人に1人が従事している自動車産業界。ひとくちに「自動車産業界」といっても、その中でそれぞれの事業が担当している役割はさまざま・・・。おおまかに分けると、自動車産業界は6つの部門に分けられ、それぞれが上手に絡み合ってひとつの産業として成り立っているのです。
自動車産業界の現状は? そして今後の展望は?
■ 自動車産業界は、本当に全てが悪い状況下にあるのでしょうか?
 「世界的な自動車新車販売台数の伸び悩み」「日本国内自動車メーカー各社の生産台数減産」「自動車生産業界の契約社員解雇」・・・。2008年末以来、自動車産業界に関わるニュースが世間を騒がせています。では、実際のところはどうなのかといえば、やはり「経済面」だけから見れば、現在の自動車産業界は悪い時期にあります。
  しかし、全ての部門が悪いわけではありません。自動車の買い替えが進まない現状、「整備・車検」などを仕事としている「整備部門」は、その需要・売上を大きく伸ばしています。また、一時期「原油の価格高騰」で苦戦した「関連部門」も年明けから安定した需要を取り戻しています。さらに、バス・タクシー・運送などを一手に抱える「利用部門」も、景気の変動に大きな影響を受けることなく活動しています。特に、道路交通法の改正で「飲酒運転に対する罰則」が強化されたことにともなって需要を伸ばしている「運転代行業」など、自動車を利用した仕事が増え続けていることも自動車産業界にとってはプラス材料です。
 
現在、「悪い、悪い・・・」と言われているのは「製造」「販売」「資材」部門。それ以外は活発に活動しています!
■ 自動車産業界は大きな需要を抱える「安定した業界」です。
 人や物をいつでも、道路さえあればどこへでも運ぶことができる「便利な輸送・交通手段」として自動車が果たしている役割は、現代社会の中では欠かすことのできない重要なものです。わが国では、通勤・通学などに代表される「人の輸送」の6割以上、食品・製品の流通に代表される「物の輸送」の半分以上を自動車が受け持っており、自動車運転免許の保有率も国民の7割、自動車の車輌保有台数も7,500万台を超えています。
  実際に自動車を動かして経済を支えている「利用部門」や燃料を供給する「関連部門」、さらにそれら全ての「整備」・「点検」・「車検」などを一手に請負いクルマ社会の安全を守っている「整備部門」は、日本国内だけでもこれだけの巨大なマーケットを保有している非常に安定した業界なのです。
■ 自動車産業界は今、大きな転機をむかえています。
 現在、自動車はなぜ売れないのでしょう?
 その理由は大きく分けて2つあると思います。ひとつは「壊れないこと」。日本車は世界でも“壊れにくい車”として有名です。その壊れにくい車が世界各国で活躍しているのですから、次第に販売台数が減っていく現象は当然考えられることでした。ふたつ目は「利用者が“買い替え”に悩んでいること」。現在の販売台数の伸び悩みは、こちらの理由の方が割合的に多いのではないでしょうか?「もう少し待てば新型車輌が登場するはず・・・」、「今、買い換えるのは損・・・」etc・・・。
 それを裏付けるニュースが2009年1月に発表されました。2009年夏に発売予定の「電気自動車」が、年間販売予定数を予約だけで完売させたとのこと。このニュースは、「時代のニーズ」・「利用者のニーズ」に応えた自動車を発売すれば、その自動車はきっと売れるという希望を自動車産業界に与えてくれました。
 テレビのコマーシャルでもご覧のとおり、自動車メーカー各社はすでに「新しいクルマ創り」に取り掛かっています。これまでの大量生産・大量販売という時代からの脱却、これはとても大きな代償を必要としますが、絶対に乗り越えなければいけないもの。自動車産業界は今、来たるべき次の時代のために、大きな転機をむかえているのです。
自動車産業界のこれからの課題と取り組み
■ 環境にやさしいクルマ創り
 人と地球、そして自動車が、これから先も仲良く共存していくために、「環境問題」は全力で取り組まなければならない最も重要な課題です。自動車を「製造」・「販売」する自動車メーカー各社は、このことを十分に理解し、地球の環境や地域の環境を守り、住みよい社会を創る努力を続けています。
■ 地球環境を守るための対策
● 地球温暖化の防止
 自動車が走るために使われるガソリンなどの大量消費によって二酸化炭素などの温室効果ガスが大気中に増え、これが地球全体の環境に大きな影響を与えています。
 北極・南極付近では氷が溶け、白熊などの野生動物が生命の危機にさらされ、南の島でも海水面の水位上昇により、そこに住む人々の暮らしに大きな危機を与えています。
 自動車産業界はこの現状を打開し、世界中の人々や野生動物に元通りの環境を取り戻すべく、快適でクリーンな自動車を創るため、日々研究・開発を重ねています!
● これからの自動車 「自動車新技術」
 自動車産業界は、限られたエネルギー資源への依存から脱却をはかる「新エネルギー対応車の開発」、地球環境に悪影響を及ぼさない「環境対応車の開発」を大きな軸として、これまでの方向から大きく軌道修正して次世代へ向かい始めています。
 1880年頃、ドイツにおいてダイムラーとベンツがほぼ同時にガソリンエンジンを開発してから100年以上、自動車産業界はいまだに進化を止めることはありません。
 人々の暮らしから絶対に欠かせない、そしてさらに進化を遂げていく、世界の自動車産業界の中で最先端を走る“日本の自動車産業界”は、「新しい技術」でこれからの世界経済に大きなサプライズを与え続けます!
これからの日本を支える若い力を持った皆さんへ
「自動車産業界のこれから10年はきっと面白い!」
私達はそう考えています。
限りあるエネルギー資源への依存からの脱却をはかる“化石燃料にかわる新エネルギー対応車の開発”自動車生産・販売業界のスリム化によって実現する“各種新技術の積極的な研究・開発”・・・・・。
今、世間で流れているニュースは、新たな時代の幕開けのための過去の清算・・・。
世界最高峰の技術力を誇る「日本の自動車産業界」。
これからの10年で自動車はとてつもない進化を遂げるでしょう!
その時、変わり行く時代の最先端を走るのは・・・?
そう、間違いなくキミ達の世代です!

目指せプロフェッショナル
(専)中央自動車大学校は確かなバックアップ体制で
キミの夢を応援します!
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